ぎっくり腰
ぎっくり腰でお悩みの方へ
ぎっくり腰の正式名称は「急性腰痛症」です。欧米では「魔女の一撃」と呼ばれており、突然想像もしない激痛がやってくることを「魔女がやってきた」と比喩するようになったことが由来だと言われています。そう例えられるほどの激痛は、重度になるとその場で立てなくなったり寝返りができなくなったり・・・。
原因は人によりけりで、骨のゆがみ・腰の筋肉のぜい弱化・過度なスポーツによる筋肉負荷など多岐にわたり、腰に異常なストレスがかかっているときに発症します。つまり若くても運動を十分にしていても、腰に負担が蓄積されるとぎっくり腰になる可能性があります。
ぎっくり腰によくある症状
ぎっくり腰でお悩みの方へ
突然起こるぎっくり腰の原因!?
ぎっくり腰は、正式名称を急性腰痛症と言います。
名前の通り突然腰痛を起こすもので、動けないほどの激しい痛みが症状として現れます。
【ぎっくり腰を起こす原因】
ぎっくり腰は、特別な動きで引き起こされるものではありません。
「重い物を持ち上げた瞬間」「お辞儀をしたとき」「立ち上がろうとしたとき」などタイミングはさまざまですが、些細な動作で引き起こされることが多く挙げられます。
主に腰への負荷がかかった際に発症しますが、大きな負荷ではなくても突然ぎっくり腰になってしまうこともあります。
このような些細な動作でぎっくり腰が起こってしまう原因は、次のような例が考えられます。
●筋肉疲労や関節への負荷の蓄積
自分では意識していなくても、腰には日々の動作や行動で疲労が蓄積されています。
デスクワークなど同じ姿勢で長時間作業をすると腰に負荷がかかるため、筋肉を疲労させてしまいます。
筋肉疲労や関節への負荷が蓄積されていくと、ある時突然キャパオーバーになってしまい、ぎっくり腰を引き起こすのです。
●骨格のゆがみ
姿勢の悪さや日常生活における癖によって、骨格のゆがみを引き起こしている方は多いものです。
そして、骨格がゆがむと筋肉バランスは崩れるため、腰に余分な負荷をかけやすくなってしまいます。
そうすると、筋肉は硬くなりやすく、そこに疲労も蓄積されるためぎっくり腰を引き起こすことにつながります。
●日常のストレス
日常生活においてストレスがあると、筋肉は緊張してしまうものです。
全身の筋肉が緊張すれば、腰の筋肉も柔軟性が低下して硬くなってしまいます。
そうすると血流も悪くなり、ぎっくり腰を起こしやすい身体になります。
初期が大切!ぎっくり腰の治療開始時期
ぎっくり腰の治療の日数や痛みの期間
ぎっくり腰になったらまず冷やす。そして早期に治療へ
海老名整体とれいん整骨院
ぎっくり腰になって自宅でできること
海老名整体とれいん整骨院
ぎっくり腰になってしまった。家でできることはなんでしょう。
~入浴について~
炎症物質は冷やすと収まりますが、温めると逆に広がってしまうという特徴があります。つまり、からだを温める入浴はぎっくり腰初期段階ではNG。浴槽につかることはもっての他です。足湯もやめておきましょう。足湯でからだの血の巡りが良くなると、全身の体温が上がります。そうなると必然的に腰も温まり、炎症物質が広がってしまいます。清潔感が気になる方は、さっとシャワーを浴びる程度にしましょう。
一般的に筋肉の痛みは温めるとやわらぐといいますが、それはあくまで慢性的な凝りに対してです。「なんだかダルいなぁ」という痛みの緩和には効果的ですが、ぎっくり腰は凝りではなく急性の炎症なので必ず冷やしましょう。
~カラダの休め方~
痛みを少しでも抑えて休みたいときは、「RICE(ライス)処置」という言葉を覚えておきましょう。RICE処置とは、スポーツの現場で起こったけがの損害を最小限にするために施す応急処置のこと。以下のそれぞれの処置の頭文字をとって「RICE」と呼びます。
R: Rest(安静)
I: Icing(冷却)
C: Compresshion(圧迫)
E: Elevation(挙上)
R・I・Cはこれまでご説明した「安静」「冷却」「コルセットで圧迫」が相当します。ここで新しく登場するE: Elevation(挙上)とは、患部を心臓より高く上げることです。患部を高い位置に持っていくことで、重力で炎症物質をコントロールします。ぎっくり腰の場合は、上足の下に枕や座布団を入れてあげると良いでしょう。
~日常生活で気をつけたいこと~
・寝返り
膝を曲げながら、からだ全体をやや前に丸めて寝返りをしましょう。
・起き上がり
いったん横向きになって、そこから腕の力でからだを起こしましょう。どのタイミングで手を抜けばいいのかわからなくなりますが、焦らずゆっくりと。
・立ち上がり
両足を肩幅までしっかり開き、両膝もしくは何かにつかまったり手をついたりして、からだを起こします。着席時も同様にしましょう。
~まとめ~
ぎっくり腰は命に関わる病気ではありませんが、一度なってしまうとしばらく激痛とお付き合いすることになります。毎日のお仕事や家事を腰痛で滞らせないためにも、こまめに骨格を矯正したり筋肉負荷をほぐしたりしてあげて、予防に努めましょう。また改善に向かっている・治ったからとその根本の原因を放置していると、また腰にストレスがかかって再発する恐れがあります。日頃から腰を労ってあげましょう。
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