肉離れ

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施術・症例ブログ

肉離れについて/海老名整体とれいん整骨院

2021/04/27

海老名整体とれいん整骨院です。スポーツや部活動などで経験することのあるケガといえば捻挫や肉離れ。今回は肉離れについて。

肉離れとは?

筋肉は細かい線維状タンパク質が束になっています。まるでゴム紐を束ねたような状態です。肉離れはこの筋肉が伸びきった状態か、筋線維または筋膜の一部か全部が断裂する障害の事です。特にふくらはぎ、太もも全面(大腿四頭筋)や背面(ハムストリング)で起こりやすく、激しい痛みを伴います。

肉離れの原因

肉離れの原因は、筋肉が伸びている状態の時に、急激な筋収縮をさせることで、筋肉が耐えられずに切れてしまうのです。ジャンプの着地の瞬間に、ふくらはぎの痛みがあるようでしたら「肉離れ」を疑ってください。念のために肉離れの初期治療を行った方が良いでしょう。

起こしやすい状況

肉離れの原因は、急激な筋収縮による筋断裂または損傷で、強い痛みを伴います。ジャンプの着地から次の行動に移る時、筋肉に激しい筋収縮が起こります。この差が大きいほど、筋断裂の可能性が高まります。つまり筋肉への負荷が、一瞬で許容範囲を超えることが肉離れの原因です。

起こしやすいタイミング

肉離れの原因は「筋肉の柔軟性」にも関係します。筋肉の柔軟性の程度によって痛みも変わります。筋線維の柔軟性が低いほど、肉離れのリスクは高まります。筋線維が硬くなる原因は、加齢、体質、運動不足、ストレッチ不足、代謝不足、血行不良、気温の変化などです。また肉離れの原因のひとつに、高温で多湿になると危険とも言われています。

肉離れの症状は3段階

症状は3段階に分けられます。早く治すには、発症初期に症状を悪化させないことが大切です。

第一段階(軽症)

・症状:筋線維が部分的に小さな範囲で損傷している状態で、痛みがある時とない時がある

・状態:自力歩行は可能

・治癒期間:2週間程度

第2段階(中症状

・症状:筋線維の一部断裂もしくは筋膜の損傷、皮下出血を起こしていて、強い痛みがある。

・状態:自力歩行は困難

・治癒期間:1~2ヶ月程度

第3段階(重症)

・症状:筋線維が部分または全部断裂、また筋膜が大きく損傷し陥没が起こることもあり、激しい痛みがある。

・状態:自力歩行は不可能

・治癒期間:3ヶ月以上肉離れの治療(痛みをとる+治
癒)

 

一般的な治療法は3つです。まずは痛みをとることが、肉離れを早く治すための第一歩です。痛みが消えてから第2段階の治療に入ります。重症化すると第3段階の手術が必要になる事もあります。

1.第1段階の応急処置(炎症を抑える治療法)

2.第2段階の温熱療法(筋肉の再生を促す治療法)

3.第3段階の重症時に行う手術

 

第1段階応急処置(痛みをとる)

応急処置の基本は「RICE処置」とされてきました。RICE処置は、Rast(安静)、Ice(冷やす)、Compression(圧迫)、Elevation(拳上)の頭文字をとったもので、応急処置の基本でした。

しかし安静だけでは組織を保護できないことから、Protection(保護)を追加してPRICEが主流になりつつあります。さらに近年、固定や安静はケガの治りを遅くし、悪影響を与えることが分かってきたことで、Rest(安静)をOptimal  Loading(最適な負荷)に変え「POLICE」という処置が広まりつつまります。

 

第2段階:温熱療法(治癒促進)

通常3日ぐらい安静にしておくと痛みは消えるはずです。肉離れの痛みが消えたら、続いて治療は第2段階にはいります。

内出血や炎症がおさまるタイミングで温熱療法に切り替えて下さい。アイシングや圧迫は、内出血や炎症を抑える反面、筋肉硬直や血流不良を起こす為、RICE療法が長引くと完治が遅れたり、柔軟性を低下させたり、再発しやすくなったりします。

温熱療法は、温熱シートやお風呂などで温める治療法です。温めて血流を良くすることで、自然治癒力を高めて治癒させます。また温めることで柔軟性の低下を防ぐことにもなります。マッサージをするときは、ホットパックや温かいタオルなどで患部を温めてから行ってください。筋肉が冷えて硬い状態でマッサージをすると、患部に衝撃をあたえ悪化することがあります。肉離れによる痛みがある場合は、すぐに中止して下さい。

海老名整体とれいん整骨院では、整体で全身調整を行いますが、肉離れなど急性期のケガの場合保険診療で施術することができます。急にケガをしてしまったときは当院にお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

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